たとえば、自分がどんな姿勢で歩いているか、
意識してみたことはありますか?
仕事中の椅子の腰のかけ方や本を読むときの姿勢は?
とくに現代は、食生活のかたよりや運動不足などによって、
骨や筋肉がおとろえ、重力に対して無理のない姿勢を
とりたくてもとれない人が増えて、知らないうちに、
身体がゆがんでしまうのです。
デスクワークなど、不自然な姿勢を長時間とることによって、
身体のゆがみは起こります。
ゆがみが生じると、頸椎(けいつい)、背骨、肩甲骨(けんこうこつ)、
多くの筋肉、骨盤、足の靱帯まで、内臓や血管を守っている各場所に
負担をかけることになります。
そうすると血の流れが悪くなるだけでなく、内臓そのものの働きが
鈍くなります。
身体のゆがみが生み出す血のめぐりの悪さは、
不眠の大きな原因になるのです。
視力の低下、肩こり、腰の痛み、原因不明の頭痛、歯がかみ合わない、
疲れやすい、胃の不調なども、じつは身体のゆがみが原因だった、
ということがあります。
これらの症状自体が、眠りに悪影響をあたえる、とも言えるでしょう。
歩くときはまず、背筋を伸ばす。視線の先は少し遠くにおいて、
あごを引く。
足はかかとから着地し、踏み出すときは足の親指に力を入れ、
後方にけりだすようにする。
膝はなるべく伸ばし、腰から前に出すようなでイメージで歩こう。
歩幅は、なるべく大またを心がけるといいでしょう。.
椅子に腰かけるときの姿勢として、足を組むのはよくありません。
パソコンは机のはしでなく、正面に置きましょう。
カバンを持つ手を一日ごとにかえることで、
身体の左右のバランスを保ち、ゆがみの原凶を取り除けます。
日によって靴のヒールの高さを変えないようにしましょう
(とくに女性ですが)、食事やデスクワークの際は、猫背にならないよう、
意識して首や肩の力を抜きましょう。また、なるべくあぐらはかかないようにしよう、
腰椎(ようつい)に大きな負担がかかってしまいますのでご注意を。
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