健康な人でも、冬になると朝がつらく感じます。
理想的な目覚めをもたらすレム睡眠が終わる頃に
きちんと目覚まし時計をセットしていても、布団の中でグズグズする時間は増えてしまう。
レム睡眠の「レム」とは、眼球が急速に動くの略で、
日本語では「逆説睡眠」と訳されていまる。その名の通り、
眼球が左右に小刻みに速く動くのですが、ほかの筋肉の緊張はほとんど起こらず、
身体の機能は一時停止され、力がぬけてぐったりした状態になっています、
90分程度のノンレム睡眠で休息をとった後、
レム睡眠が訪れ、脳は再び働きはじめます。
年齢による違いはありますが、一晩の眠りでは、
同じノンレム睡眠でも前半により深い睡眠が現れ、後半は浅くなり、
それに比例してレム睡眠の持続時間は、朝になるにしたがって
微妙に長くなり、朝方のレム睡眠は1時間ほど続くことが確認されています。
目覚めの頃のレム睡眠は、体温、血圧ともに下がり、
身体の機能がいちじるしく低くなっている。またレム睡眠中の特徴として、
自律神経の乱れが起こりやすくもなり、外界の刺激を敏感に受けやすい..
冬は気温の影響を受けて体温の下がり方がより大きくなっているので、
体温・血圧ともに日中の水準まで戻すのに、夏場よりも時間がかかるのでです。
日本人の場合、真夏の7~8月に睡眠時間が短くなり、
11月~12月には長くなる、という統計結果があります。
日照時間も関係しているが、冬は体温と外気とのギャップが大きいので、
その調節・調整に時聞がより多くかかる。そのことが睡眠時間を
左右しているといえるでしょう。
寒い冬の朝がつらくなるのには、きちんとした理由があり、
意志が弱い、と自分を責める必要はないのです。
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